2013年03月31日
先端研究が、家庭にフィードバックされている?
番組名...talking lab. ニハソノ
放送日時...4月 1日(月) 19:15~19:30
ゲスト...松崎 弘幸(まつざき ひろゆき) さん
...........(独) 産業技術総合研究所
...........計測フロンティア研究部門
...........活性種計測技術グループ
内容.....つくば地域に勤務・在住する研究者たちのリアルな研究現場の声から、リスナーの方々の環境意識が変わるきっかけになればとお送りする、ラヂオ版サイエンスカフェ。科学の街「つくば」。日常にも科学の入り口はそこらじゅうにあるのです。
太陽電池として半導体シリコンを使っているのが大多数の今ですが、最近の技術は柔軟な有機EL。その発電効率や劣化具合を検証しているのが松崎さん。先週話していただいた、マイナス15乗分の1秒で見ると、今まで見えなかったものがみえ、複雑な現象がわかってくるそうです。実験するだけでなく、その装置までつくってしまった松崎さん。まだまだそんな装置があることも広く知られていないそうなので、今度誰かに会ったら、リスナーは教えてあげてください。思いもかけず、何処かでブレイク・スルーが起きるきっかけになるかも。
後半は、健康面に気遣う素顔がちらり。研究者も大変なんです。
そんな、科学の先端の話しと、ダイエットが混じる話しに興味があれば、耳はラヂオつくばでしょ。酒を飲みながら、花見をしながらでも、流しっ放しができるのはラヂオ、地元の放送。
ネット環境があればサイマルラジオ
→http://www.simulradio.jp/
iPhoneならば「TuneIn Radio」など
→http://itunes.apple.com/jp/app/tunein-radio/id418987775?mt
写真は、「フェムト秒過渡吸収分光装置」という、松崎さん自身がつくってしまった実験機械の前で。ついこないだまで東大の先生でした。
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放送日時...4月 1日(月) 19:15~19:30
ゲスト...松崎 弘幸(まつざき ひろゆき) さん
...........(独) 産業技術総合研究所
...........計測フロンティア研究部門
...........活性種計測技術グループ
内容.....つくば地域に勤務・在住する研究者たちのリアルな研究現場の声から、リスナーの方々の環境意識が変わるきっかけになればとお送りする、ラヂオ版サイエンスカフェ。科学の街「つくば」。日常にも科学の入り口はそこらじゅうにあるのです。
太陽電池として半導体シリコンを使っているのが大多数の今ですが、最近の技術は柔軟な有機EL。その発電効率や劣化具合を検証しているのが松崎さん。先週話していただいた、マイナス15乗分の1秒で見ると、今まで見えなかったものがみえ、複雑な現象がわかってくるそうです。実験するだけでなく、その装置までつくってしまった松崎さん。まだまだそんな装置があることも広く知られていないそうなので、今度誰かに会ったら、リスナーは教えてあげてください。思いもかけず、何処かでブレイク・スルーが起きるきっかけになるかも。
後半は、健康面に気遣う素顔がちらり。研究者も大変なんです。
そんな、科学の先端の話しと、ダイエットが混じる話しに興味があれば、耳はラヂオつくばでしょ。酒を飲みながら、花見をしながらでも、流しっ放しができるのはラヂオ、地元の放送。
ネット環境があればサイマルラジオ
→http://www.simulradio.jp/
iPhoneならば「TuneIn Radio」など
→http://itunes.apple.com/jp/app/tunein-radio/id418987775?mt
写真は、「フェムト秒過渡吸収分光装置」という、松崎さん自身がつくってしまった実験機械の前で。ついこないだまで東大の先生でした。
Posted by ニハソノ at
18:28
│ラヂオつくば サイエンス
2013年03月25日
10のマイナス15乗分の1秒 で見えてくるものとは?
番組名...talking lab. ニハソノ
放送日時...3月25日(月) 19:15~19:30
ゲスト...松崎 弘幸(まつざき ひろゆき) さん
...........(独) 産業技術総合研究所
...........計測フロンティア研究部門
...........活性種計測技術グループ
内容.....つくば地域に勤務・在住する研究者たちのリアルな研究現場の声から、リスナーの方々の環境意識が変わるきっかけになればとお送りする、ラヂオ版サイエンスカフェ。
僕たちが見ている時間の長さはどれぐらいでしょう。早いシャッタースピードで撮影すると、目を閉じていたり、思わぬ表情をする友人を見ることができます。それは通常の生活で見ている世界ではありません。それを更に途方もない短さにすると、また別な世界が見えてきます。100分の一でも、10,000分の1どころでもなく、10のマイナス15乗分の1。(ここにゼロは書きません) まばたきどころではない、極端に短い時間で松崎さんが見ているのは、原子のまわりの電子の動き。それは太陽光発電の評価という、意外にも(失礼!)私たちの生活に密着している研究なのでした。
研究室と家庭が、最先端の研究によって思わず関係を持ってしまうような、今週のお話し。
写真は、「フェムト秒過渡吸収分光装置」という、松崎さん自身がつくってしまった実験機械を前にして。
ネット環境があればサイマルラジオ
→http://www.simulradio.jp/
iPhoneならば「TuneIn Radio」など
→http://itunes.apple.com/jp/app/tunein-radio/id418987775?mt=8

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放送日時...3月25日(月) 19:15~19:30
ゲスト...松崎 弘幸(まつざき ひろゆき) さん
...........(独) 産業技術総合研究所
...........計測フロンティア研究部門
...........活性種計測技術グループ
内容.....つくば地域に勤務・在住する研究者たちのリアルな研究現場の声から、リスナーの方々の環境意識が変わるきっかけになればとお送りする、ラヂオ版サイエンスカフェ。
僕たちが見ている時間の長さはどれぐらいでしょう。早いシャッタースピードで撮影すると、目を閉じていたり、思わぬ表情をする友人を見ることができます。それは通常の生活で見ている世界ではありません。それを更に途方もない短さにすると、また別な世界が見えてきます。100分の一でも、10,000分の1どころでもなく、10のマイナス15乗分の1。(ここにゼロは書きません) まばたきどころではない、極端に短い時間で松崎さんが見ているのは、原子のまわりの電子の動き。それは太陽光発電の評価という、意外にも(失礼!)私たちの生活に密着している研究なのでした。
研究室と家庭が、最先端の研究によって思わず関係を持ってしまうような、今週のお話し。
写真は、「フェムト秒過渡吸収分光装置」という、松崎さん自身がつくってしまった実験機械を前にして。
ネット環境があればサイマルラジオ
→http://www.simulradio.jp/
iPhoneならば「TuneIn Radio」など
→http://itunes.apple.com/jp/app/tunein-radio/id418987775?mt=8

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Posted by ニハソノ at
19:16
│ラヂオつくば サイエンス
2013年03月16日
葉緑体DNAと核DNAのパターン、そこから何が?
番組名...talking lab. ニハソノ
放送日時...3月18日(月) 19:15~19:30
ゲスト...松本 麻子 (まつもと あさこ) さん
(独) 森林総合研究所 森林遺伝研究領域 樹木遺伝研究室 室長
内容.....つくば地域に勤務・在住する研究者たちのリアルな研究現場の声から、リスナーの方々の環境意識が変わるきっかけになればとお送りする、ラヂオ版サイエンスカフェ。
集団というまとまりでみると、樹種によっては地域毎に遺伝子のタイプが違うということがみえてきました。しかし例えばクヌギは全国的に遺伝子のタイプがとても似ていることもわかりました。ということは元々日本にあったものではなさそうで、外から入って来て、間もないのではないかとの推測もたちます。ミズナラの遺伝子タイプが、フォッサマグナを境いにきれいに分かれることもわかりました。
森林総研で発表した「広葉樹の種苗の遺伝に関するガイドライン」では、葉緑体DNAと核DNAのパターンの、2つの図がならんでいるのですが、その意味についても教えていただき、花粉をつくらないスギについてにも話題がとび、どの部分の遺伝子に問題があってそうなっているのか、また、これからの人間にとっての使い方についても少しだけお話ししてもらいます。
現在進行形で研究している松本さんの2週目。
参考:広葉樹の種苗の遺伝に関するガイドライン
http://www.ffpri.affrc.go.jp/pubs/chukiseika/documents/2nd-chukiseika20.pdf
スギ、ヒノキ、アカマツ、クロマツには、林業種苗法(りんぎょう しゅびょう ほう)で移動範囲の制限があります。(植木屋さんや造園屋さんは知ってますよね~)
森林総研で発表した「広葉樹の種苗の遺伝に関するガイドライン」を開きながら聞くと、よりわかり易い講義。
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放送日時...3月18日(月) 19:15~19:30
ゲスト...松本 麻子 (まつもと あさこ) さん
(独) 森林総合研究所 森林遺伝研究領域 樹木遺伝研究室 室長
内容.....つくば地域に勤務・在住する研究者たちのリアルな研究現場の声から、リスナーの方々の環境意識が変わるきっかけになればとお送りする、ラヂオ版サイエンスカフェ。
集団というまとまりでみると、樹種によっては地域毎に遺伝子のタイプが違うということがみえてきました。しかし例えばクヌギは全国的に遺伝子のタイプがとても似ていることもわかりました。ということは元々日本にあったものではなさそうで、外から入って来て、間もないのではないかとの推測もたちます。ミズナラの遺伝子タイプが、フォッサマグナを境いにきれいに分かれることもわかりました。
森林総研で発表した「広葉樹の種苗の遺伝に関するガイドライン」では、葉緑体DNAと核DNAのパターンの、2つの図がならんでいるのですが、その意味についても教えていただき、花粉をつくらないスギについてにも話題がとび、どの部分の遺伝子に問題があってそうなっているのか、また、これからの人間にとっての使い方についても少しだけお話ししてもらいます。
現在進行形で研究している松本さんの2週目。
参考:広葉樹の種苗の遺伝に関するガイドライン
http://www.ffpri.affrc.go.jp/pubs/chukiseika/documents/2nd-chukiseika20.pdf
スギ、ヒノキ、アカマツ、クロマツには、林業種苗法(りんぎょう しゅびょう ほう)で移動範囲の制限があります。(植木屋さんや造園屋さんは知ってますよね~)
森林総研で発表した「広葉樹の種苗の遺伝に関するガイドライン」を開きながら聞くと、よりわかり易い講義。
Posted by ニハソノ at
21:00
│ラヂオつくば サイエンス
2013年03月09日
同じ樹種でも遺伝子が違う?
番組名...talking lab. ニハソノ
放送日時...3月11日(月) 19:15~19:30
ゲスト...松本 麻子 (まつもと あさこ) さん
.........(独) 森林総合研究所 森林遺伝研究領域 樹木遺伝研究室 室長
内容.....つくば地域に勤務・在住する研究者たちのリアルな研究現場の声から、リスナーの方々の環境意識が変わるきっかけになればとお送りする、ラヂオ版サイエンスカフェ。
樹木も一本一本、遺伝子は違うものですが、地域でくくって集団というまとまりでみると、日本のなかでも、地域毎に遺伝子の ” 型 ” が違うということがみえてきました。いったいそれは何を意味しているのでしょう。そしてそれが人為的に乱されていく問題とは。
現在進行形で研究している松本さんにお話しを聞かせていただきます。その1週目。
ネット環境があればサイマルラジオ
→http://www.simulradio.jp/
iPhoneならば「TuneIn Radio」など
→http://itunes.apple.com/jp/app/tunein-radio/id418987775?mt=8
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放送日時...3月11日(月) 19:15~19:30
ゲスト...松本 麻子 (まつもと あさこ) さん
.........(独) 森林総合研究所 森林遺伝研究領域 樹木遺伝研究室 室長
内容.....つくば地域に勤務・在住する研究者たちのリアルな研究現場の声から、リスナーの方々の環境意識が変わるきっかけになればとお送りする、ラヂオ版サイエンスカフェ。
樹木も一本一本、遺伝子は違うものですが、地域でくくって集団というまとまりでみると、日本のなかでも、地域毎に遺伝子の ” 型 ” が違うということがみえてきました。いったいそれは何を意味しているのでしょう。そしてそれが人為的に乱されていく問題とは。
現在進行形で研究している松本さんにお話しを聞かせていただきます。その1週目。
ネット環境があればサイマルラジオ
→http://www.simulradio.jp/
iPhoneならば「TuneIn Radio」など
→http://itunes.apple.com/jp/app/tunein-radio/id418987775?mt=8
Posted by ニハソノ at
21:00
│ラヂオつくば サイエンス