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Posted by つくばちゃんねるブログ at

2013年03月16日

葉緑体DNAと核DNAのパターン、そこから何が?

番組名...talking lab. ニハソノ
放送日時...3月18日(月) 19:15~19:30
ゲスト...松本 麻子 (まつもと あさこ) さん
     (独) 森林総合研究所 森林遺伝研究領域 樹木遺伝研究室 室長

内容.....つくば地域に勤務・在住する研究者たちのリアルな研究現場の声から、リスナーの方々の環境意識が変わるきっかけになればとお送りする、ラヂオ版サイエンスカフェ。

集団というまとまりでみると、樹種によっては地域毎に遺伝子のタイプが違うということがみえてきました。しかし例えばクヌギは全国的に遺伝子のタイプがとても似ていることもわかりました。ということは元々日本にあったものではなさそうで、外から入って来て、間もないのではないかとの推測もたちます。ミズナラの遺伝子タイプが、フォッサマグナを境いにきれいに分かれることもわかりました。
森林総研で発表した「広葉樹の種苗の遺伝に関するガイドライン」では、葉緑体DNAと核DNAのパターンの、2つの図がならんでいるのですが、その意味についても教えていただき、花粉をつくらないスギについてにも話題がとび、どの部分の遺伝子に問題があってそうなっているのか、また、これからの人間にとっての使い方についても少しだけお話ししてもらいます。
現在進行形で研究している松本さんの2週目。

参考:広葉樹の種苗の遺伝に関するガイドライン
http://www.ffpri.affrc.go.jp/pubs/chukiseika/documents/2nd-chukiseika20.pdf

スギ、ヒノキ、アカマツ、クロマツには、林業種苗法(りんぎょう しゅびょう ほう)で移動範囲の制限があります。(植木屋さんや造園屋さんは知ってますよね~)

森林総研で発表した「広葉樹の種苗の遺伝に関するガイドライン」を開きながら聞くと、よりわかり易い講義。

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Posted by ニハソノ at 21:00ラヂオつくば サイエンス